ネットビジネスの必勝3要素

ネットビジネスは新しいビジネスモデルとはいえ、昔から続いてきた【商売】の一種ですから、物やサービス・情報なんかを提供してその対価としてお金をもらうのが原理原則です。
ネットビジネスだからと言って、お金だけもらおうなんて言うのは虫の良い話で、そんなことが起きるのは間違いなく詐欺かぼったくりです。
 
ネットビジネス特有の特徴を一つ上げるならば、場所を問わずネットにつながる環境にいる人みんなに、自分の持っているコンテンツ(物・サービス・情報)について、その価値を伝えることができます。その代り、どんな商品やサービスを用意していたとしても、実物を見たり触れたりすることができないし、
サービスだって自分の体でじかに体験できるわけではないので、ネットビジネスでは結局、どんなコンテンツを用意しようが、コンテンツの価値を文字や画像・動画といった情報を使って相手に伝えなければいけません。
 
あなたがどれだけ魅力的で価値のある「コンテンツ」を持っていたとしても、その価値を相手に伝えることができなければ、対価としてお金をもらうことができません。また、相手に価値を伝えることができたとしてもコンテンツに魅力がなく、価値が低ければ、大きな成果には結びつくことはありません。
 
ネットビジネスで成果をあげるためには、

  • コンテンツの価値を高める
  • (価値が)伝わる文章を書く

の2点が重要になり、この二つは足し算ではなく掛け算の関係です。
片方だけ一方的に伸ばしていっても、片方がゼロだとネットビジネスの成果はいつまでたってもゼロのままです。
二つをバランスよく伸ばしていく必要があり、それぞれの要素についてもう少し詳しく解説していきます。

コンテンツの価値を高める

まず、コンテンツの価値について1段掘り下げてみると、
コンテンツの価値=コンテンツそのもの+付加価値
の2つの要素で成り立っていることがわかります。
例えばあなたが「東京の地図」を800円で仕入れて1000円で売ることを考えてみましょう。
なんの付加価値もつけずに地図を売ろうと思ったら、他者との差別化がまるでできていないので、最終的には価格競争に走ることになり、売値は限りなく800円に近づけるしかなくなるでしょう。
 
ただここで付加価値として「東京の路線図」をセットにした場合どうでしょうか?
この場合、価格を1000円からさらに1200円とかに値上げしても、買ってくれる人は出てくる可能性がありますし、
さらに「1500円だけど古くなった地図を持ってきてくれれば300円円分のポイントプレゼント」とか、「破けてしまった場合、無料で交換するので2000円」みたいにすることでも付加価値を生み出すことができます。
 
上のようなやり方は、通常の商売でも良く使われる「特典」「キャッシュバック」「品質保証」みたいなもので、付加価値を金額面に直接反映させる手段の一つになります。
付加価値を高めるのは間接的な手段もあって、具体的には「都内の移動費用を○割安くする方法」とか「行列のできる名店に並ばずに入る方法」「地元の人しか知らないB級観光スポット」といった知識やノウハウをセットにします。
こうすることで、直接的に付加価値を高めるよりもずっと手軽ですし、価格をぐんと高めやすくなります。
800円の地図でも価格を2000円、3000円くらいで売れる可能性が出てきます。
 
価格競争に巻き込まれないためにも、自分のコンテンツを多少高くても選んでもらうためにも、付加価値は非常に重要で、付加価値をいかに高めるか?がネットビジネスで成果を上げていく一つの醍醐味となります。
ただ勘違いしてはいけないのは、やみくもに付加価値を付けてもまるで意味はなくて、「大阪の路線図」を特典として加えたり「犬をしつけるコツ」「肩こりを手っ取り早く解消するコツ」なんかを地図にセットしたところで意味がないのは、なんとなくわかりますよね?
 
付加価値を付けるにしても「見込み客のニーズ・ウォンツ」に沿っていることが重要になりますので、付加価値を付けるには「見込み客のリサーチ」が必須です。
自分の用意しているコンテンツを欲しがるユーザーはどんな年代か?性別は?趣味は?年収は?家族構成は?職種は?などなど、見込み客が今まさに目の前にいるくらいリアルに想像していくと、見込み客の心のど真ん中をズドン!と貫くような付加価値を用意することができ、価値を一気に高めることができます。
 
ここまではよろしいでしょうか?コンテンツの価値を高めるためには付加価値をつけることがポイントで、適切な付加価値を見つけるためには見込み客のリサーチが不可欠となります。

伝わる文章を書く

「コンテンツの質を高める」のと、どっちから先に取り組んでも構いませんが「伝わる文章を書く」ことも重要です。
ネットビジネスでは、商品やサービスを直接体験してもらうことはできず、主に文章の力を使って価値を伝える必要があるわけですが、だからと言って小説家のような文章を書けるようになる必要はありません。
小説を書くにはまた違った能力が必要で、それこそ、多くの人の共感を得られる文章を書く才能が求められますが、ネットビジネスで成果を上げることに目的を絞れば、才能に左右されることはほとんどありません。
 
伝わる文章を書けるようになるための2つの要素さえ抑えてしまえば、学生時代に読書感想文を締切前夜に半べそかきながら書いていたくらいのレベルでも全く問題ありません。
※僕の実体験ですww
伝わる文章を書く2要素についてそれぞれ詳しく説明していくと、

ライティングテクニック

私たちが国語の授業で習った「起承転結」のように、相手にこちらの考えや主張をスムーズに理解してもらうためのテクニックがいくつもあります。
数えたことはないのですが、僕が知っているだけでもおそらく100個以上はありますし、深く調べていくと数100個、1000個以上はあるんじゃないかと思います。
ちなみに、ライティングテクニックはこういった書籍で紹介されています。
現代広告の心理技術
ライティングテクニックについて調べていくのは、僕は個人的に非常に楽しいと感じていて、時間を忘れるほど没頭して勉強したりするのですが、僕らは別に、ライティングテクニックの専門家とか研究者になりたいわけじゃありませんよね。
たくさんの種類を覚えるよりも、考えなくても手が動くくらいスムーズに使いこなせるようになる方がよっぽど重要ですし、1つの文章の中にいくつもライティングテクニックを詰め込むと、明らかに「うざい」「胡散臭い」「ぎらついた」文章になってしまい、逆に反応を落とすことになります。
 
ライティングテクニックは量よりも質を重視したほうが絶対に良いので、ここでは数あるテクニックの中でも、比較的使いやすくて効果の高いものをいくつか紹介します。
一貫性の法則
人間には「一度主張したことは貫き通そうとする」という性質がある点を利用しています。
嘘をついたときに、ウソを通すためにさらに嘘をつく感覚に似ています。^^:
具体的には「生命保険に加入しませんか?」と単刀直入に迫るのではなく、「あなたは家族を愛していますよね?」「家族を不幸にしたいとは思いませんよね?」といった話しをしておいてから「あなたにもしものことがあった場合、この保険に入っていれば、、、」とセールスを続けることで、相手に話を聞いてもらいやすくなります。
「加入しませんか?」といきなり迫ると「いや、結構ですから!」とすぐに逃げられるでしょうが、少なくとも「あなたは家族を愛していますよね?」と聞かれて「いや、全く愛してません!」と否定する人はいないはずですから、一貫性の法則を発動させやすくなります。
社会的権威を使う
社会的地位の高い人の推薦なんかがあると、簡単に説得力を増すことができます。
先ほどに続いて、生命保険のセールスをするにしても、「芸能人の○○さんも入っています」とか「日本No.1の保険営業マンが絶賛している」といった権威性を加えることによって、不思議と相手に伝わる印象に違いが生まれますよね。
他にも「申し込み者の90%以上が満足している」とか「全生命保険の中でも半数以上の人気を占めている」みたいに、その他大勢からの評判も、社会的権威に近い効果があります。
希少性を訴える
やはり「レア」ものには、目がないのが人間です。笑
「申込者が殺到していて、いつ申し込みを打ち切るかわからない。」とか「今は先行募集中で、一部の人にしか案内していないけれど、一般募集を開始したら一気に枠が埋まるかもしれない。」といった感じで希少性を訴えることで、やはりいきなり「生命保険に入ってください!」というよりもずっと、ユーザーへの印象が良くなります。
※もちろん事実に沿った希少性を加えることが大切です。
ちなみに、都心で販売されている高層マンションなんかが「第1期販売 申し込み締め切りまで残りわずか!」みたいに、販売時期を数回に分けて売り出すのも、この希少性のテクニックを使っていますね。
 
とりあえず、この3つのライティングテクニックを使いこなすだけでも、あなたのかく文章には随分と説得力が生まれ「伝わる文章」になります。
自分で言うのもなんですが、この3つに関しては、うんざりするほど使ってきたので、文字通り考えるよりも先に手が動くくらい使い慣れしまったため、例に挙げた文章は思いついたことをそのままサラサラと書いてみたのですが、それほど違和感は感じないと思います。
ライティングテクニックは非常に強力な武器にはなるのですが、使い方が下手だったり、使いすぎてしまうと「うざい」「胡散臭い」印象を与えてしまい、逆効果になりますので、くれぐれも自然に使えるようになってくださいね。
いわゆる「策士、策に溺れる」みたいな頭でっかちな人に多い失敗パターンです^^;

見込み客のリサーチ

コンテンツの価値を高めるところでも説明しましたが、伝わる文章を書くためにも見込み客のリサーチは重要になるというか、見込み客のリサーチがしっかりできていれば、ぶっちゃけ、ライティングテクニックなんて必要なくなります。それくらい重要です。
わかりやすい例を挙げると、シニア向けの生命保険の営業をするときに、シニアに対して「この保険がっすね~~、まじ、パない補償内容になってて、ぶっちゃけ、俺もこの内容はありえないんじゃね?って思ってんすよ。」なんて言葉遣いをしたら、どうでしょうか?
保険が本当に価値のあるものだったとしても、売れなくなりますよね。
 
伝わる文章を書くために、どんなリサーチをしなければいけないのかというと、主に見込み客が普段接している言葉遣いや文章なんかを見ていったり、彼らの心に響く「キーワード」を徹底的に調査していきます。
例えば、「孫」とか「介護」「定年」「年金」といったあたりはシニア向けには良く響くキーワードになるでしょうし、もっともっと丁寧に調べていくことで意外なキーワードが浮かび上がってきたりするものです。
 
こうやって見込み客の考え方・価値観に沿った文章を書くことが絶対条件になるのですが、とりあえず「見込み客が抱えている悩みは何なのか?」っというのを調べていくだけでもOKです。
ひとつ具体的な文章例を挙げると「こんな悩みを持っていますよね?その悩みを解決するにはこういう手段があって、このコンテンツを使えば手っ取り早く悩みを解消できますよ。」といった感じで文章を組み立てていくと、伝わる文章を無難に書くことができます。
 
ここまでは大丈夫でしょうか?
以上をまとめると「伝わる文章を書く」ためには、

  1. 見込み客のリサーチ
  2. ライティングテクニック

の2点が重要になります。
コンテンツの質を高めるための要素も含めて、

  1. 見込み客のリサーチ
  2. ライティングテクニック
  3. 付加価値を加える ※見込み客のリサーチありき

の3つがネットビジネスで成果を上げるためには欠かせない要素となるわけですが、リアルビジネスにも同じことをそのまま当てはめることができますので、プレゼン資料を作るときなんかも、この3つの要素をバランスよく網羅しているかどうかぜひチェックしてみてください☆

3要素をバランスよく伸ばすために

僕のメルマガでは、ネットビジネスの必勝3要素に磨きをかけていくためには具体的に何をすればよいのか?というのをここでは話を省略した集客も含めて話していますので、もっとスキルアップしたい、ネットビジネスで成果を増やしたいという場合にはぜひ登録してください☆

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他にもこの3要素をバランスよく学ぶことができる教材が一つあって、ネットビジネス大百科というのがあります。
ネットビジネス大百科のレビュー
販売ページこそギトギトしいのですが、1年前のノウハウでさえ陳腐化するといわれるほど進化の速いネットビジネスの世界で、2007年の販売開始から全く価値が衰えることなく現在でも売れ続けていますし、2人の作者(和佐大輔さん・木坂健宣さん)も年収ウン千万をネットビジネスでずっと稼ぎ続けています。
非常に普遍性の高いノウハウが体型的にまとめられているのですが、逆にネットビジネス経験が少ないと理解できる量がおそらく少なくなってしまう(わかったつもりで実践できない状態になってしまう)可能性があるのが難点ではあります。汗
ただ、僕は木坂健宣さんに何十万円も払って、直々にネットビジネスやコピーライチング・DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)について指導してもらっていますので、メルマガではネットビジネス大百科のレベルを数段階落とし、より実践的な話をしています。
ビジネス経験が少ない初心者にもわかりやすく内容をまとめていますので、ネットビジネス大百科を片手に僕のメルマガを見てもらえれば、より深いレベルでネットビジネスについて理解して、成果をよりスムーズに出していけますよ。

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